無料でAzure App Serviceを使ってWordPress をデプロイする方法

技術

概要

Azure App Serviceを使って WordPress をデプロイしてみます。

Azure アカウントの用意

Azureの学ぶのにお金を掛けたくない!っていう方!無料でできる2種類の方法があります!

  1. クレジットカードと電話番号を入力して30日お試しアカウントを利用する
  2. Microsoft Learnを利用して基礎から体系的に学ぶ

大学生だとクレジットカードなしでも利用できるプランもあるみたいですが、やはり実際に動かしたい!っていう方はクレカ登録してお試しアカウントを利用すると良いと思います。
因みにApp Serviceは無料プランもありますので、お試し期間が終了しても無料で利用し続けられます。

私の場合、既にお試しアカウントを利用してしまっていたため、ここでは、「従量課金」サブスクリプションを利用して無料プランのApp ServiceにWordpressをデプロイしていきます。

WordPressのデプロイ

Azure MarketplaceにWordpressのテンプレートがあり、ウィザード形式でwordpressを作成できます。

「リソースの作成」から、Azure Marketplaceの検索で、wordpress と入力します。

WordPressを選択します。

概要ページが表示されます。「作成」ボタンで次へ行きます。

アプリ名適当な英数字※urlになります
サブスクリプションどのサブスクリプションに割り当てるかを決定
リソース グループAzureの各サービスはリソースグループに所属する必要があるので新規作成から適当なグループを作成します
データベース プロバイダー「Azure Database for MySQL」「MySQL in App」かを選択。ここでは「My SQL in App」を選択しますが、画面上の注意書きの通りなので、本番環境では留意する必要があります。

次に、「App Service プラン/場所」を決定します。

赤枠部分をクリックして、プランを選択します。

「新規作成」から新しいプランを作成します。

「App Service プラン」の名前、「場所」を入力し、「価格レベル」を選択します。

実際の運用では、S1レベル以上が良いのかもしれませんが、推定の月額費用が表示されますので費用対効果でプランを選びます。ここでは、「開発 / テスト」用のプランを選択します。

1日60分、1GBのメモリと1GBのディスクストレージが利用可能な「F1」プランは無料で利用可能なんです!素晴らしい。

プランを選択したら、「適用」ボタンをクリックします。

「価格レベル」が選択したものになっていたら、「OK」をクリックしてプランを作成します。

最後の「Application Insights」は、App Serviceのパフォーマンス管理サービス、つまりApp Serviceを監視、分析するツールなのですが、こちらは無料で利用できるわけではありません。本番環境には有用なサービスですが、無課金にしたい場合などは無効にしておきます。

「無効」を選択して、「適用」ボタンをクリックします。

すべての項目を確認して、「作成」ボタンをクリックします。

作成が完了すると、Azure Portalの通知に「展開が成功しました」と表示されます。「リソースに移動」でApp Serviceを見てみましょう。

WordPressの設定

作成したApp Serviceの概要ページに URL の記載があります。クリックしてWordpressの設定を実施します。

まずは、言語の設定です。

タイトル、Wordpressにログインする用のユーザ名、パスワード、メールアドレスを入力し、WordPressをインストールをクリックするとインストールが開始します。

完成です!早速ログインしてみましょう。

WordPressのバージョンアップ

2020年10月、デプロイ直後のWordpressバージョンは、5.2.7でした。その時点の最新版は5.5.1なので、かなり古いバージョンですね。。。更新ボタンで最新版にアップデートしておきます。

日本語版を「今すぐ更新」します。

結構時間がかかり、エラーページが表示されてしまうこともありますが、バックグランドで実行中なので5分ぐらい待ってホーム画面を表示してみます。

上手くいけば、ようこそ画面が表示されます。後は、普通のWordpressと同じように利用可能です!

WordPressのメール送信機能が使えない!?

WordPressは管理者のアクティブティなどをメールで通知する仕組みを備えていますが、Azure App Serviceは、仕様上 OP25Bを実施しており、直接メールを配送することが困難です。外部のMTAを利用して、サブミッションポート(TCP:587)やSMTPS(TCP:465)などを使う必要があります。プラグインレスで行う方法もありますが、プラグイン「Post SMTP Mailer/Email Log」を利用するととても簡単に設定可能です。

プラグインの新規追加ページから、「Post SMTP」とキーワード検索すると見つかりますので、インストールし、有効化します。

左ペインの「Post SMTP > Post SMTP」から設定をします。

「ウィザードの開始」からウィザードを利用すると分かりやすいです。

送信メールサーバは、入力したメールアドレスから自動判別してくれたりもします。間違っている場合は手動で直します。

上記画像の2段目、「SMTP – office365.com:25」はOP25Bでドロップされてしまうため、587を選択します。

最後に認証情報を入力します。

「完了」です!

テストメール送信

「Post SMTP」画面にアクション「テストメールを送信」を利用します

「成功」と表示されればOKです。これでメール送信ができるようになりました。

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