当社はネットワークやサーバといったITインフラに関わるサービスを提供する会社です。創業当時は十数人のインフラエンジニアで構成された精鋭SE集団でした。その頃からの高い技術力がお客様から評価されて継続的にお仕事をいただくようになり、現在もインフラを主力とした事業を続けています。
PNCは2001年に創立して20年が過ぎ、第二創業期に突入しました。若手エンジニアの数も増え、これまでとは会社の構造が変わってきています。

今まで通りインフラの技術力は当社の強みとして磨いていきますが、新しい技術やトレンドを積極的に取り組んでいくことも必要だと感じています。かつてはインフラに突出したエンジニアが集まっていたことがPNCの売りでもありました。しかし今ではインフラに加えて様々な技術を持った社員、いろんなバックグラウンドを持った社員がいます。その多様性や可能性を活かせる環境を作ることが会社としての使命です。またお客様の要望も時代の移り変わりとともに幅が広がっています。そのリクエストにお客様の期待以上の成果で応えていきたいのです。

一言で表すと「泥臭さ」です。インフラエンジニアの世界は決して華やかではありません。しかしインフラは土台として必要不可欠な存在、いわば縁の下の力持ちです。PNCのミッションとして掲げた「共に汗をかきます」という言葉には、泥臭いことも地道に、真摯に向き合っていくという決意表明の意味も含まれています。お客様と一緒に汗をかくことでお客様から信頼していただき、頼られる存在であり続けたいのです。

当社の社員は、目の前の仕事に対して粘り強く取り組む人が多いです。責任感や自分が納得できるまでやりたいという理由もあると思いますが、何よりも技術が好きだから、とことんこだわる。それこそが「今できることに最善を尽くす」姿勢であり、「お客様と共に汗をかく」というミッションの実現に繋がります。

技術力に対する自信の有無に関わらず、インフラエンジニアの仕事・技術が好きだという気持ちを持っていてほしいです。エンジニアとして成長するためには技術への飽くなき好奇心が必要だと思います。好きなことならどこまでも一生懸命になれます。「継続は力なり」。今はできないことでも続けていればできるようになるものです。

すでに技術力に自信がある人には、統括や育成といったマネジメント系の仕事にも挑戦してほしいですね。若い技術者を育てることは、指導者自身や会社の成長、さらには技術の発展にも寄与し、相乗効果を生み出します。そして会社の看板ではなく、個人の名前で仕事を取ってこられるようなスキルと実績を身につけて大いに活躍してほしいと思います。

当社はインフラの技術力を最大の武器として、これだけはどこにも負けないという気持ちでやってきました。これからも根本的な部分は変わりません。そこに付加価値として、セキュリティやクラウドなどのインフラに関わる技術、その他新しい技術も取り入れて、よりお客様に満足いただけるようなサービスを提供してまいります。

さらに社員一人一人がエキスパートを目指す中で、技術力だけでなく人間力も持ち合わせたエンジニアとして成長し、お客様から「PNCに任せてよかった」と思っていただけるようになることが目標です。当社が描く未来へ共に歩んでくれる仲間と出会えることを楽しみにしています。