Office365アップデートの集中管理事例
Windowsクライアントの統合管理ソリューション

従来、Office製品はMicrosoft Updateから更新プログラムが配信され、多くの企業ではWSUS(Windows Server Update Services)を利用して各クライアントへの更新プログラム管理をしていたと思います。昨今、Office365を利用している企業が増えていますが、Office365で提供されるOfficeはWSUSによる管理ができなくなりました。
Office365で提供されるOfficeを集中管理するには、いくつかの方法がありますが、今回はSCCM(System Center Configuration Manager)を利用した事例をご紹介します。

設計概要

SCCMを利用してActive Directoryのドメイン環境に所属するWindowsクライアントに対して「ハードウェアおよびソフトウェアインベントリ」、「ソフトウェア配布及びソフトウェアの更新管理」、「リモートコントロール」を行います。クライアントへのデータ配信やバージョンアップは、ネットワーク負荷を考慮します。クライアントの構成情報をレポート出力できるようにします。

構築概要

SCCMは、Microsoft社製品の大型アップデートに対応するためCurrent Branchで構成し、仮想化環境のWindows Server 2016上に配置しました。ネットワーク負荷を考慮して、バックグラウンドインテリジェント転送の設定を1000kbps(5分間に37.5MB)にして、セキュリティプログラム(パッチ)配信を実施し、クライアントへのエージェント等の配布は、各拠点に配布ポイントを設置して、そのポイントを経由して行う構成にしました。

導入効果

Office365で提供されるOfficeを集中管理することで、アップデートをコントロールすることができるようになりました。また、セキュリティパッチやエージェント等のプログラム配布は、転送速度の制限や配布ポイント経由で行うことでネットワーク負荷を軽減することができました。SCCMのエージェントを介して遠隔地のクライアントPCに対してリモートアクセスを提供することで、管理者によるユーザサポートの円滑化も併せて実現しています。

導入効果

今回はWindowsの統合管理ソリューションとしてSCCMによる導入事例をご紹介しましたが、弊社ではクラウドサービスの「Microsoft Intune」もご提供可能です。オンプレミスに管理サーバを構築することなく統合管理を実現できるため、導入コスト面などで優位性があります。Microsoft製品に対するご相談は、弊社営業までお問合せください。